妄想が若干収まった状態の統合失調症で障害厚生年金2級約160万円受給
傷病名：統合失調症
決定した年金種類と等級：障害厚生年金2級
支給額：160万円
相談時の相談者様の状況
ご本人が当事務所に面談に来てくださいました。
お話をうかがうと、就職直後に微熱や震えが出現し、抑うつ状態との診断を受け入院、その後転院先で不安神経症と診断され1か月間入院。職場復帰しましたが、発作のような不安感が出現し、電話や人に対する恐怖感も現れたため再度入院しました。
休職し自宅にて通院加療を続けましたが、職場復帰を断念し退職しました。
退職後はいったん落ち着いたものの、食欲不振、不眠に加え妄想が出現し、統合失調症との診断を受けました。
現在は症状が若干改善されましたが、眠気が強くほとんど1日中横になっている状態でした。
相談から請求までのサポート
ご本人は症状が改善方向にあるため障害年金に該当するかどうかを大変気にしていらっしゃいましたが、ヒアリングから充分該当するのではないかと考えました。
医師に診断書作成を依頼すると同時に、ヒアリング内容に基づいて病歴就労状況等申立書を作成し、日常生活が制限されている状況を記載しました。
結果
結果、障害厚生年金2級が決定し、約160万円の受給となりました。
執筆者紹介
-
中村美恵子（なかむらみえこ）
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超（2024年6月現在）
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