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海外で交通事故にあったケース。英文診療情報提供書(紹介状)を翻訳して初診を証明。

傷病名:高次脳機能障害

性別:男性(40代)

決定した年金額と等級:障害厚生年金2級

支給額:年間約210万円

相談時の状況

医療機関よりのご紹介でご家族も一緒に面談しました。

海外で交通事故にあい、意識不明になりました。ご家族が日本での治療を希望したため、ストレッチャーで帰国。その後意識は戻りましたが、高次脳機能障害が残存しました。

電車内などの公共の場でも感情をむき出しにしてしまう、家族への関心がなくなった、いつもボーっとしている、暑い日にもセーターを着ている、話についていけないなどといった状況をうかがい、受給の可能性があると判断しました。

相談から請求までのサポート

初診の病院に「初診日の証明書を出してほしい」と国際電話で依頼しましたが、「診療情報提供書(紹介状)を出してあるから、それ以上の書類は出せない」との返事でした。診療情報提供書を翻訳し、これを添付して「受診状況等証明書が添付できない申立書」を作成しました。

2番目の日本の病院で、受診状況等証明書を取得しました。

診断書は高次脳機能障害に大変詳しい先生に記載していただくことができました。

病歴就労状況等申立書は、ご家族から見たご本人の状態を詳しくヒアリングし、これをもとに作成しました。

結果

障害厚生年金2級が決定しました。会社での処遇に不安を持っていらっしゃる中、2級が決定しお子さんと奥様の加算がつき、大変喜んでいただけました。

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