MENU

一度不支給となり4か月後に再度請求した結果障害基礎年金2級受給した例。

傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:加算を含め約123万円

相談時の相談者様の状況

一度ご自分で診断書作成依頼し書類をそろえて障害認定日で裁定請求しましたが、結果は障害認定日および事後重症ともに不支給となりました。 

結果に納得ができず、無料相談へお越しくださいました。

お話しをうかがうと、診断書がどちらも軽く書かれていると感じたがそのまま提出してしまったこと、面談時の病状は裁定請求時より重くなっていることがわかりましたので、再請求をすることにしました。

ただ、請求時の診断書や当時の状況を検討した結果、障害認定日の診断書を医師に再度書いていただくのは無理と判断し、事後重症のみで再請求することにしました。

相談から請求までのサポート

病状の深刻さが医師に正確に伝えられていないと感じました。

そのため現状を詳しくヒアリングし、これをまとめ、診断書作成依頼に参考資料として主治医に渡していただきました。医師には病状が悪化しており深刻な状態であることを理解していただけました。

出来上がった診断書を見てご本人も「これが今の私の本当の状態です」と言える内容になっていました。ヒアリング内容をもとに病歴就労状況等申立書を作成しましたが、なるべく具体的なエピソードを記載するようにしました。

再請求を行ったのは不支給決定から4か月後でした。

結果として障害基礎年金2級に決定し、支給額は加給を含め年間約123万円となりました。

一度不支給の決定が出ても、あきらめずに再請求することで違った結果が出たケースとなりました。

 

結果

障害基礎年金2級に決定し、加給を含め約123万円が支給されました。

 

執筆者紹介

中村 美惠子
中村 美惠子
中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)

関連記事

クイックタグから関連記事を探す

「精神うつ病」の記事一覧