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2番目のクリニックのカルテに前医の受診歴録があったことが認められ、統合失調症で障害厚生年金3級を受給。

傷病名:統合失調症

年令: 40代

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

支給額:年額約58万円

相談時の相談者様の状況

おひとりで障害年金の申請を行おうと準備をしていましたが、初診日の特定に行き詰まって、当事務所に相談にやってきました。救急搬送された病院に初診の診療記録がありましたが、傷病名は請求する傷病名ではありませんでした。また、カルテが無いことから、受診状況等証明書の取得はできませんでした。

相談から請求までのサポート

まず、救急搬送された経緯を伺いました。精神科の担当医がおらず、点滴治療のみ受けたと記録されていました。その後、複数のメンタルクリニックに通院したのですが、やはり初めて受診した医療機関について、しっかりとした受診の証明が必要と判断しました。その後、2番目のクリニックでカルテの確認をしたところ、前医の受診記録があったことがわかり、これが決め手で、初診を証明することができました。また、初診日を確実なものとするために、第三者証明をお願いすることにしました。複数の友人から、ご本人との関係、初診にいたる経緯、そのころの体調などを詳しく書いていただきました。

活動開始からかなりの時間がかかりましたが、発病から現在の状態を申立書にまとめ、現在の主治医に丁寧に診断書を書いていただきました。

結果

障害厚生年金3級が決定しました。2番目のクリニックのカルテに、前医の受診記録があったことがなによりです。結果として、初診日に厚生年金加入であったため、障害厚生年金の対象となったことも大きかったです。

 

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