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統合失調症で障害厚生年金2級受給した事例(社会的治癒が認められた例)

傷病名:統合失調症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

受給額:180万円(遡及金額が約380万円)

相談時の相談者様の状況

統合失調症のため休職していましたが、休職期間満了により退職せざるをえなくなり、ご相談にいらっしゃいました。

 お話をうかがうと高校生のときに周りの人からいつも監視されている、悪口を言われていると感じ統合失調症と診断されていたことがわかりました。

ですがその後妄想が消え、留年することなく高校を卒業し大学・大学院へと進まれ就職し、その間は通院歴がありませんでした。

就職後1年半ほど経過したときから幻覚妄想が再度出現し、有給をすべて消化し休職、自宅に引きこもっていました。

休職が1年たち、なんとか復職したいと職場に戻りましたが、1か月もたたないうちに妄想が強くなり労務不能となり再度休職。休職期間満了し、退職となりました。

 

相談から請求までのサポート

高校生のときに統合失調症との診断を受けてから7年以上通院歴がなく学業・仕事を続けていらしたので、社会的治癒が適用されると思いました。

主治医のご理解もあり、いったん軽快し再発であるとの診断書を書いていただくことができましたので、再発時点を初診日として裁定請求しました。

 

結果

結果、障害認定日に障害厚生年金2級との決定が下り、遡及分380万円も受給できました。

 

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