MENU

統合失調症により障害厚生年金2級受給。

傷病名:統合失調症

性別(年齢):

請求方法:

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

受給額:年額約170万円

相談時の相談者様の状況

現在休職中ですとおっしゃりご本人が面談に来てくださいました。

数年前、仕事で大きなミスをしてしまったことから、プレッシャーが増大し、その後悪口を言われているとの被害妄想が出現しました。

自責の念も強く、だんだん会社に行かれなくなりました。

休職し自宅療養を始めましたが、幻聴や妄想が止まらず、精神科を受診し、統合失調症と診断されました。

半年後に復職し、軽めの仕事から始めました。

1年後に部下が問題を起こしたことから、ストレスが増大し、再度幻聴が出現したため、医師から休職を指示されました。

実家で静養を開始しましたが、妄想が激しく、何度も実家から逃げ出そうとし、その都度家族に連れ戻されました。

現在は落ち着きを取り戻していますが、休職期間満了が近づくにつれ復職は難しいかもしれないと考え、障害年金を請求することにしました。

受診状況等証明書および診断書はスムーズに取得できました。

病歴就労状況等申立書を詳しく作成し、休職中であるが復職はかなり厳しい状態であることも記載しました。

結果

障害厚生年金2級が決定しました。

初診日から1年半後である障害認定日当時は、就業中であり通院もとぎれがちでした。

そのため認定日請求は断念し、事後重症請求としました。

 

執筆者紹介

中村 美惠子
中村 美惠子
中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)

関連記事

クイックタグから関連記事を探す

「精神統合失調症」の記事一覧

Uncategorizedの関連記事