うつ病により障害厚生年金2級、遡及分約700万円も受給。
傷病名:うつ病
性別(年齢):
請求方法:
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年額約140万円
相談時の相談者様の状況
7年ほど前、長時間残業が半年ほど続き、不眠、食欲不振、手の震えなどの症状が出現しました。
心療内科を受診したところ、問診票を渡されましたが、文字が思い出せないため記入できず、自分でも相当重症だと自覚しました。
うつ病と診断され、出社しないように医師から指示があり、翌日から休職を開始しました。
自宅療養中は、動くことができず自室にこもっていました。
会社は契約期間満了のため退職しました。
2年ほどして徐々に体調が回復し、医師の勧めで障害者手帳を取得。
就労支援施設の紹介で事務の補助などを行いました。
順調に仕事をこなしていましたが、数年後に業務が変わり対応ができなくなり退職。自室に引きこもっていました。
現在は外出できるようになりましたが、「仕事はまだ無理」と医師に言われており、障害年金を請求することにしました。
相談から請求までのサポート
障害認定日および現在の診断書を主治医に作成していただきました。
その際、日常生活の状況を参考資料としてお渡ししました。
認定日当時は自室に引きこもっていた時期であり、現在も仕事ができない状態であることから、どちらの診断書も2級の決定が出ました。
5年間の遡及分も受給できました。
結果
うつ病により障害厚生年金2級、遡及分約700万円を受給することができました。
執筆者紹介
-
中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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