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就労中、強直性脊椎炎で厚生年金3級、遡及5年分受給。

傷病名:強直性脊椎炎

性別(年齢):女性(40代)

請求方法:認定日請求(遡及請求)

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

受給額:年額約93万円 遡及額約460万円

 

相談時の相談者様の状況

10年ほど前に腰痛が始まり整骨院に通いました。職場では座りっぱなしのため、職業病と思って通院しませんでした。そのうちに腰だけでなく股関節も痛み始めました。背骨に触るとでっぱりがあったためヘルニアを疑い、大学病院を受診。検査の結果、強直性脊椎炎と診断されました。そのうち背骨がどんどん曲がり、身体が前傾していき、歩行困難、前を見ることも困難となったため、胸椎から腰椎にかけて金属の固定具を入れる脊椎矯正骨切術を受けました。確定診断を受けてから4年後のことでした。術後は、姿勢はかなり改善されました。しかし体内に固定具があるため可動域が制限されており、少しでも何かにぶつかると強い痛みを感じます。また股関節に負担がかかる、首が自由に動かないなどの動作に障害が残っています。歩行も常時、杖使用となりました。手術部位周辺の痛みも残り、局所注射、理学療法などを継続中です。痛み止めの服用も欠かせません。

 

相談から請求までのサポート

和式の生活が不可能であることなど、日常生活における支障をヒアリングし、病歴就労状況等申立書に詳しく記載しました。

また主治医に、長時間の歩行や立位が困難であること、転倒やよろめきがあることなどを正確にお伝えし、診断書に記載していただくことができました。

 

結果

障害認定日、現在とも障害厚生年金3級に決定しました。

現在は、術後であったため障害認定日と比べると症状が軽減したと判断されるのではないかと思われました。そのため、術後とは言っても、痛みは増大していることや術前とは異なる動作の不自由さが継続していることを正確に丁寧に申し立てたことが結果につながったと思います。

ご本人からも「信じられない」と喜んでいただけました。

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