2番目の病院が保管していた紹介状で初診日を証明 網膜色素変性症にて障害基礎年金2級(遡及あり)
傷病名:網膜色素変性症
性別:女性 40代
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:年額約78万円 遡及約420万円受給
相談時の相談者様の状況
当事務所のHPを見て、ご家族と一緒に相談に来てくださいました。
高校生の時から夜になるとなんとなく物が見えづらくなると感じていましたが、勉強にも部活にも支障はなく、通院はしませんでした。
結婚し出産したころから、視野の狭まりを感じ始め、車の運転を止めました。
家事や育児に支障が出始めたため、家族に勧められて眼科を受診したところ、大病院で検査するよう言われました。精査の結果、網膜色素変性症と診断され、経過観察を続けていました。
相談から請求までのサポート
初診の眼科ではカルテがすでに破棄されていましたが、2番目の病院で受診状況等証明書を取ったところ初診の眼科の紹介状が添付されており、初診の証明ができました。
定期的に経過観察をしていたため、障害認定日当時の検査数値が残されており、遡及請求が可能となりました。
結果
障害基礎年金2級が決定し5年分の遡及もできました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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