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化学物質過敏症で障害基礎年金2級に認定された事例。

傷病名:化学物質過敏症

性別(年齢):女(20代)

請求方法:事後重症請求

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

支給額:年額約78万円

 

相談時の相談者様の状況

洗濯時に柔軟剤を使い始めたところ、においを嗅ぐと咳が止まらなくなり呼吸が苦しくなりました。近くの病院の内科を受診したところ咳喘息と診断され、薬物治療を開始しました。

その後、芳香剤、消臭剤、シャンプー、リンス、ハンドクリーム、特定の調味料のにおいに身体が反応し、鼻、のど、目の痛み、腹痛、舌のしびれ、味覚異常が出現し、マスクを2重にするようになりました。耳鼻科、眼科、皮膚科など複数の病院を受診したが、どこでも異常なしと言われました。

発症から2年後、インターネットで自分の症状を調べているうちに「化学物質過敏症」ではないかと疑い、専門医を探していました。

尚、咳喘息と診断されたころから、障害年金を考えていたそうですが、手続きが煩雑で自分ひとりでは申請できないと思い相談にきてくださいました。

 

相談から請求までのサポート

電話面談を行い、初診からの経緯を詳しくヒアリングしました。その後、病院で取得した受診状況等証明書を持参して、専門医を受診し、初めて「化学物質過敏症」と診断されました。しばらく外来に通院した後、診断書を作成してもらいました。

その当時の状態は、自分に合わない日用品を徹底的に排除し何とか体調を維持していました。また、筋肉のこわばり、眼のしょぼしょぼ感などが新たに出現しました。さらに、マスクなしでは外出できず、買い物や洗濯等の日常生活全般で家族のサポートを受けていました。

診断書には、初診日の症状とその後の経過及び現在の状態を丁寧に書いていただきました。

 

結果

障害基礎年金2級に認定されました。

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