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うつ病で障害厚生年金2級受給していたが2月に更新手続きをすべきところ9月に提出し(9月の診断書は統合失調症)更新前と同じ2級が通ったケース。

傷病名:うつ病⇒統合失調症
性別(年齢):女性(40代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
請求方法:更新

相談時の相談者様の状況

2月に1回目の更新をすべきでしたが、どうしても通院できなかった、どうしたらいいでしょうとのメールをいただいたのが8月でした。
初回申請の書類一式のコピーをお持ちでなかったため、診断書や病歴就労状況等申立書の内容が全く分かりませんでした。そのため、年金事務所から一式を取り寄せ、確認することから始めました。

相談から請求までのサポート

ご本人は7月からようやく通院を再開していました。2月から7月までどこにも通院していなかったため、2月の状態の診断書入手を断念し、現状での診断書を医師に作成依頼しました。ご本人の要望があったので、クリニックへ同行し、事情を説明して診断書を書いていただきました。

また、面談を行い、2~7月までの状態をヒアリングしまとめ、提出が遅れた理由を別途申立書として更新診断書に添付して提出しました。

結果

3か月ほどして「2級継続になった、通るかどうかとても不安だったので本当にホッとした」とのご連絡をいただきました。

障害年金制度は複雑ですので、一度専門家にご相談されることをお勧めいたします。

 

執筆者紹介

中村 美惠子
中村 美惠子
中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)

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