線維筋痛症にて障害厚生年金2級に認定された事例。


傷病名:繊維筋痛症
性別(年齢):女性(45代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
請求方法:事後重症請求
相談時の相談者様の状況
相談者は、心療内科通院中に「背中に強い痛み」を感じたので、紹介状を書いてもらい繊維筋痛症専門外来を受診しました。初めて線維筋痛症と診断されました。その後症状は悪化して自宅療養しましたが症状は改善せず、これ以上就労を継続することは困難と判断し退職しました。退職後は自宅にて治療に専念しましたが症状は改善せず、日常生活全般で支障を来すようになり当事務所へ相談にやってまいりました。
相談から請求までのサポート
ご夫婦で面談にいらっしゃいました。ヒアリングの結果、心療内科通院中に繊維筋痛症の症状が現れたとのことです。その心療内科にて受診状況等証明書を取得したところ、初診からの経緯に「背中に疼痛が出現」とありましたので、ここが初診日と判断しました。繊維筋痛症専門外来の主治医にその旨お伝えして、診断書を書いてもらいました。
診断書作成に当たっては、日常生活における動作の障害の程度について細かくヒアリングして、診断書作成の参考にしてもらいました。
病歴・就労状況等申立書についても、相談者のご主人様と何度もオンライン面談を行い、相談者の状態を丁寧に記載しました。
結果
事後重症請求にて障害厚生年金2級と認定されました。ご本人、ご家族の方も大変喜んでいいただきました。
執筆者紹介


- 特定社会保険労務士・年金アドバイザー
最新の投稿
- 12月 4, 2025難病線維筋痛症にて障害厚生年金2級に認定された事例。
- 9月 26, 2025慢性疲労症候群新型コロナウイルス感染症の後遺症による慢性疲労症候群にて、障害厚生年金2級に認定された事例。
- 3月 28, 2025心疾患大動脈解離にて人工血管を挿入置換後、後遺症を発症したため職権の改定により1級となった事例。
- 3月 28, 2025腎疾患約20年前の初診を証明し、末期腎不全(人工透析療法施行中)にて障害厚生年金2級を受給した事例。
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「難病繊維筋痛症」の記事一覧

新型コロナウイルス感染症の後遺症による慢性疲労症候群にて、障害厚生年金2級に認定された事例。
膠原病(乾癬性関節炎)にて障害厚生年金3級を受給した事例。
コロナ感染日を初診として線維筋痛症で障害厚生年金2級が決定した事例。
レックリングハウゼン病 による腫瘍(一下肢切断)にて障害厚生年金2級を受給した事例。
新型コロナワクチン接種直後のアナフィラキシーショックで化学物質過敏症と診断され障害厚生年金2級を受給した事例。
裁判記録から20歳前傷病を証明。スモン病で障害基礎年金2級を受給した事例。
線維筋痛症で障害認定日は障害等級3級であったが、請求日に障害等級2級になった障害厚生年金2級の事例。
化学物質過敏症にて障害基礎年金2級を受給した遠方からのご相談事例。
食品を主原因とする「重度アレルギー」から「化学物質過敏症」に診断名が変更された障害基礎年金2級の事例。
線維筋痛症にて障害厚生年金2級決定。過去5年分も受給。
線維筋痛症で障害基礎年金2級。遡及請求により過去3年分を受給した事例。
初診日の特定が難しい化学物質過敏症にて障害基礎年金2級を受給。
相談から約1年かかったが、2分脊椎症にて障害厚生年金2級に認定された事例。
初診の証明に苦労したが、脊髄小脳変性症にて障害基礎年金2級を受給した事例。
多系統萎縮症で、障害認定日は2級であったが、請求日の等級は職権改定により1級となった事例。
化学物質過敏症で障害基礎年金2級に認定された事例。
「疼痛で障害年金は受給できない」と言われ当事務所へ、複合性局所疼痛症候群(CRPS)にて障害厚生年金2級決定。- 脳挫傷により障害基礎年金1級受給。
- 頚髄損傷により障害厚生年金3級受給。
- 脳出血により障害基礎年金1級決定し、約97万円受給した事例。
- 変形股関節症で障害厚生年金3級決定し約110万円受給できた事例。
- カルテ破棄も2番目の病院に紹介状で初診日を証明。障害厚生年金2級、加給を含め124万円受給し永久認定になった事例。
- シャルコー関節(糖尿病性神経障害)で障害基礎年金1級が決定した事例。
- 全身性エリテマトーデス・シェーグレン症候群で障害厚生年金3級、年間約58万円受給。
- 左大腿骨頭壊死症で社会的治癒が認められ、障害厚生年金3級が決定した事例。
- 化学物質過敏症で障害厚生年金3級を受給。
- ベッカー型筋ジストロフィーにより障害基礎年金1級を取得し、年金額約98万円を受給。













