初診の証明に苦労したが、脊髄小脳変性症にて障害基礎年金2級を受給した事例。
傷病名:脊髄小脳変性症
性別(年齢):男性(20代)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
請求方法:事後重症請求
支給額:約80万円
相談時の相談者様の状況
本人が知人の方とご一緒に相談に来られました。「数年前から、歩行時にふらつきが出現、バランスを取るのが難しくなった」とのことでした。その後、「吃音、どもりなどが現れて、知らない人とコミュニケーションをとるのが辛くなった。また、最近は、歩行障害も進行してきたので、障害年金を請求したい。」と仰っていました。
相談から請求までのサポート
脊髄小脳変性症と確定診断された大学病院で受診状況等証明書を取得しました。そこには、紹介状がついていましたので、そのクリニックに問い合わせたところ、同クリニックは閉院されておりました。そこで、当時の主治医にコンタクトを取り、受診歴を書いてもらい初診の証明としました。
尚、日常生活における動作の障害の程度についてはご本人から詳しくヒアリングして、それらを参考資料としてまとめ、主治医に診断書を書いてもらいました。
結果
初診の証明には大変苦労しましたが、障害基礎年金2級を受給することができました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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