CRPSでの実績のある所を探して遠方からのご相談。障害厚生年金3級決定。
傷病名:CRPS(複合性局所疼痛症候群I型)
性別(年齢):男性(40代)
請求方法:障害認定日請求
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額約70万円
相談時の相談者様の状況
年金事務所に相談し説明を聞いたが、よく理解できなかったのでCRPSの実績のあるところに任せたいとおっしゃり、遠方より電話をくださいました。
膝関節を捻ったことから脚全体が痛み始め、痺れや感覚麻痺も出現し、歩行に杖が必要となりました。大病院で精査したところCRPSと診断されました。治療を続けていますが、膝から下が腫れ、痛みや感覚異常が強く、階段、段差、人混みなどでは危険を感じ、時には家族の付き添いが必要になり、会社を退職しました。その後、脚に負担のかからない業務のできる会社へ就職しました。
相談時から請求までのサポート
捻挫で受診した整形外科で受診状況等証明書を取得しました。
CRPSと認定されるためにはいくつかの要件があります。主治医はCRPSの専門医であり、要件もよくご存じでしたので、的確な診断書を取得することができました。
痛みのため下肢の機能にどれだけ障害があるかが問われますので、日常生活の状態を詳しくヒアリングし、参考資料を作成し、本人の状態を正確に診断書に書いていただくことができました。
結果
障害厚生年金3級に認定され、ご本人に大変喜んでいただけました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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