慢性腎不全で障害厚生年金2級 約130万円を受給した事例。
傷病名:慢性腎不全
性別(年齢):男性(40代)
請求方法:事後重症請求
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給金額:約130万円
相談時の相談者様の状況
健康診断で尿に糖が出ているとの指摘を受けましたが、自覚症状が全くなく、フルタイムで勤務しており生活にも全く支障がなかったため、通院しませんでした。
翌年の健康診断で、糖尿病性網膜症の疑いがあると指摘され、放置しておくことはできないと思い眼科を受診。糖尿病性網膜症と診断され、糖尿病も同時に治療を開始しました。
8年後、クレアチンの値が悪化し、腎機能がかなり落ちていることがわかりました。治療を継続しましたが、半年後、体調不良により救急搬送され、そのまま入院。透析開始となりました。その後週3回の透析を継続しています。
相談から請求までのサポート
慢性腎不全は初診日の特定が難しいケースが多いのですが、この方の場合はカルテが残っていたため受診状況等証明書を取得でき、スムーズに受給につながりました。
結果
結果、障害厚生年金2級 約130万円の受給が決定しました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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