新型コロナワクチン接種後に脳出血を発症。肢体の障害と高次脳機能障害で障害厚生年金1級を受給した事例。
傷病名:肢体の障害と高次脳機能障害
性別(年齢):男性(50代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
請求方法:事後重症請求
受給額:年額約180万円
相談時の相談者様の状況
ご家族が面談に来てくださいました。新型コロナワクチン接種後に意識の低下、頭痛などがあり病院へ救急搬送されました。脳出血と診断され治療を受けましたが、半身麻痺と高次脳機能障害が残りました。
現在は自宅にてリハビリを続け、家族やヘルパーさんに介助されて療養を続けています。
相談から請求までのサポート
肢体の障害のみでも上位等級に認定される可能性が高いと思われましたが、ご家族の意向もあり、高次脳機能障害でも請求することになり、主治医に、肢体と精神の診断書を書いていただくことにしました。高次脳機能障害の診断書に関しては、依頼に応じて、書き方のポイントを示しました。その結果、肢体と精神の診断書両方とも、請求人の状態を正確に書いていただくことができました。
結果
障害厚生年金1級に認定されました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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