直腸がんで脳・腹膜・肺に転移が見つかり、その後ご遺族が障害年金を受給した事例。
傷病名:直腸がん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
相談時の相談者様の状況
不眠および起床時の頭痛が強くなり、左手の感覚麻痺、肩こりがひどくなったため、うつ病を疑って精神科を受診されました。
医師が脳腫瘍を疑いMRI検査の結果、脳腫瘍と診断され、大病院で精密検査を受けました。脳の腫瘍は摘出できましたが、入院中に脳腫瘍は直腸がんの転移であること、肺および腹膜にも転移していることがわかり、放射線による治療を受けました。
この段階で奥様がご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
ご相談後に病状が急激に悪化し、咳が止まらなくなり在宅で酸素ボンベを装着。
診断書作成依頼に同行した時には診察の順番待ちの間も辛そうで目をつぶっていらっしゃいました。
結果
診断書が出来上がる前に永眠されました。障害認定日の診断書が取得でき、未支給の手続きも同時に行い障害基礎年金2級が決定しました。
ご遺族には障害認定日翌月から亡くなられた月までの年金が支給されました。
受診状況等証明書が初診の医療機関で取得できない場合は、これを書いてくれる病院まで、上記の事例のように次の医療機関、その次の医療機関へと進んでいかなくてはなりません。
詳しい詳細は当事務所までお問い合せください。
執筆者紹介

- 特定社会保険労務士・年金アドバイザー
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