咽頭がんで障害厚生年金2級 約170万円を受給。
傷病名:咽頭がん
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:170万円
相談時の相談者様の状況
面談には奥様と一緒にいらっしゃいました。ご本人は発声ができないため、奥様からお話をうかがいました。
今年1月ごろから喉がしまるような感覚があり、声がだんだんしゃがれていき、自分でもおかしいと感じるようになりました。奥様も小声になったと思っていました。そのうち就寝中に呼吸が苦しくなり、声を出すと喉がしまる感じが強くなりました。
会社近くの耳鼻咽喉科を受診したところ、「早く検査をしたほうがいい」とのことで、紹介状を持って大学病院を受診しました。検査の結果、一刻も早く手術が必要と言われ入院。
咽頭全摘手術を受けました。1ヶ月後に退院し、経過観察のため通院を継続。現在は食道発生の訓練をしていました。咀嚼嚥下に関しては別段問題がないことも確認しました。
相談から請求までのサポート
咽頭全摘手術日が、初診日から起算して1年6ヶ月以内であれば、手術日を障害認定日として請求します。
結果
配偶者の加算を含め、障害厚生年金2級、約170万円の受給が決定しました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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