一時的な人工肛門造設であったが障害厚生年金3級を取得した事例。
傷病名:直腸癌(人工肛門造設)
性別(年齢):女性(50代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
請求方法:障害認定日請求
支給額:年額約60万円
相談時の相談者様の状況
下血により、近医クリニックを受診。検査の結果直腸がんと診断され大学病院へ入院。その後、直腸切除後一時的な人工肛門造設手術を施行しましたが、退院後の経過観察中に腹膜炎等を発症しました。その治療のために、一時的な予定だった人工肛門造設状態が1年過ぎた現在まで維持されていました。相談者ご自身が、「障害年金を請求できるかどうか」、と当事務所に相談に来られました。
相談から請求までのサポート
人工肛門造設後も、併発した疾病により入退院を繰り返しており、来所時点で、人工肛門造設から既に6ケ月を経過していました。また、面談時も人工肛門は維持されていましたので、直ちに初診日の証明書を取得し、主治医に診断書を書いてもらい障害認定日請求を行いました。病歴就労状況等申立書作成のためのヒアリング等はメール、電話等で行いました。
結果
障害厚生年金3級に認定されました。相談者様より「おかげさまで療養に集中できました。」と感謝のお言葉を頂きました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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