レックリングハウゼン病 による腫瘍(一下肢切断)にて障害厚生年金2級を受給した事例。
傷病名:レックリングハウゼン病
性別(年齢):男性(40代)
請求方法:事後重症請求
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年額約120万円
相談時の相談者様の状況
リハビリ病院から紹介をいただき、ご本人とオンライン面談を行いました。
1歳前にレックリングハウゼン病と診断され、高校まで経過観察を続けていました。
その後進学、就職し、日常生活に全く問題なく過ごしていましたが、20年ほど経過したころ足に違和感を覚えたためA整形外科を受診。B大学病院を紹介され、検査の結果、下肢に腫瘍が認められました。数年後に、腫瘍が拡大したことから、膝上での切断手術を受けました。
切断後の病理検査にて、レックリングハウゼン病を原因とする腫瘍であることがわかりました。
相談から請求までのサポート
レックリングハウゼン病と診断されたのは1歳前であったこと、その後は治療を受けず経過観察のみを続けたこと、経過観察を中止してから20数年間、生活や就労に全く問題がなかったことから、A整形外科受診時を再発日=初診日として障害厚生年金の事後重症請求をしました。
A整形外科のカルテは破棄されていましたが、B病院にA整形外科の紹介状があったため、B病院にて受診状況等証明書を取得しました。
診断書はB病院にて書いていただきました。
結果
障害厚生年金2級に認定されました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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