膠原病(乾癬性関節炎)にて障害厚生年金3級を受給した事例。
傷病名:乾癬性関節炎
性別(年齢):男性(50代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
請求方法:事後重症請求
支給額:約100万円
相談時の相談者様の状況
以前当事務所がサポートした方からのご紹介で当事務所へ来てくださいました。皮膚の炎症とかゆみが出たため皮膚科を受診し、尋常性乾癬と診断されました。ステロイドや抗アレルギー剤による治療を続けましたが、改善せず、大学病院へ転院し、しばらくすると関節に痛みが出始めました。検査の結果、乾癬性関節炎と診断されました。現在では、歩行にかなり制限があり、階段の昇降に手すりが必要です。また、全身の関節の固まりや痛みがあり、手指の変形が始まっている状態でした。
ご自身で年金事務所へ相談に行きましたが、現在の状態では受給は難しいのではないかと言われました。
相談から請求までのサポート
面談時にヒアリングをしたところ、日常生活にかなりの支障があることが分かりました。仕事面でも外勤が難しくなり、会社の配慮でデスクワーク中心の業務にしてもらっていました。
こうした状況をまとめ、診断書作成時の参考資料として医師にお渡ししました。
結果
障害厚生年金3級に認定されました。相談者様より「受給できるとは思っていませんでした。」と感謝の言葉を頂きました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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