骨髄繊維腫にて障害基礎年金2級を受給した事例。
傷病名:骨髄繊維腫
性別(年齢):男性(50代)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
請求方法:事後重症請求
支給額:年額約80万円
相談時の相談者様の状況
ご家族の方から相談がありました。請求人は数年前に原発性骨髄線維症を発症しました。しばらくは、外来にて通院していましたが、緊急時の対応が困難とのことで、通院先の医療機関の近くに転居し、治療を継続していました。その後、症状が悪化し造血幹細胞移植を実施しました。移植後は多臓器においてGVHDの症状が続き、その後も感染症による入退院を繰り返しておりました。
請求人は感染症が怖くて外出ができないとのこと、ご家族の方がご相談に来られました。現在は、1日中寝たきりで、日常生活全般で家族のサポートを受けています。
相談から請求までのサポート
初診日の証明は、ご家族の方にお願いしました。その後、ご家族の方のサポートを頂き、日常生活状況に関するヒアリングを行い、請求人の状態を正確に主治医にお伝えし、診断書を作成していただきました。また、診断書作成後も、病状が悪化して入院したため、その経過も診断書に付記していただきました。
結果
障害基礎年金2級に認定されました。ご家族より感謝のお言葉を頂きました。
執筆者紹介
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中村美恵子(なかむらみえこ)
社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)
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