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線維筋痛症のみなさまへ【障害年金専門社労士が解説】

こんにちは。社会保険労務士の中村です。

こちらの記事では線維筋痛症の方が障害年金を申請する際のポイント・実際に受給が出来た事例をお伝えします。

・1人で生活が困難…

という方は対象の可能性があるので是非ご覧ください。

線維筋痛症とは?

線維筋痛症は、難病のひとつです。身体の広範な部位に原因不明の慢性疼痛と全身のこわばりを主症状とし、様々な身体症状、神経・精神症状を伴う傷病です。長時間にわたる強い痛み(疼痛)のため、QOL(生活の質)やADL(日常生活動作)が著しく低下します。

線維筋痛症は、重症度により次のようなステージに分類されます。

 (厚生労働省「線維筋痛症診療ガイドライン」改変)

線維筋痛症で障害年金を受給するポイント

  • 重症度分類の「ステージ」を診断書に記載してもらいましょう。
  • 等級別の例示は以下のとおりです。

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過去にこのような方が障害年金を受給されています

線維筋痛症により障害厚生年金2級、5年分の遡及ができたケース

1

 

傷病名:線維筋痛症
性別(年齢):女性(40代)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給額:年額約120万円

相談時の相談者様の状況

長時間労働でかなり無理をしていたころ、全身の痛みが出現。それでも仕事を休むことができず通院もできませんでした。1年ほど経過し、全身の痛みに加え高熱が続いたため、限界となって通院を開始。検査の結果、線維筋痛症と診断されました。その後休職しましたが、期間満了のため退職。当事務所にいらしたときは、自宅療養中でした。

相談から請求までのサポート

痛みの程度や種類、日常生活の詳細をヒアリングし、病歴就労状況等申立書にまとめました。主治医は初診から変わりませんでしたが、異動していらしたため、障害認定日当時の診断書は当事務所から書面にて依頼しました。現在の診断書は、通院時にご本人から依頼していただきました。どうしても記載していただきたいポイントをまとめ、書面にして主治医にお渡しました。

結果

障害厚生年金2級が決定しました。

ご家族の方へ

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当事務所ではこちらから一方的に話すのではなく、相談者様のお悩みをしっかり聞くという方針で対応するよう心がけています。

障害年金の手続きは非常に複雑です。ご家族の方のみでも構いませんのでまずはお気軽にご相談下さい。

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    年齢 (20歳から64歳までの方が対象です。) ※半角数字

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    傷病名

    病気やケガで初めて診療を受けた日(初診日)はいつですか? (必須)

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    現在、生活保護を受給していますか? 
    ※生活保護を受給中の方は、市区町村役場の担当者様へご相談ください。
    はいいいえ

    ご相談内容

     

     

    執筆者紹介

    中村 美惠子
    中村 美惠子
    中村美恵子(なかむらみえこ)
    社会保険労務士・医療労務コンサルタント。日本橋を拠点に障害年金をサポートしている。累計相談数6,000件超(2024年6月現在)